2007年5月6日日曜日

音と映像と光 その2




映像業界から見たらLEDが進出してきたのは極最近のことです。
またLEDの進出は映像業界とほぼ同時期に照明業界からもありました。

私の仕事柄、接する機会が多いのは前者が
barco社 
http://www.barco.co.jp/
で後者が
カラーキネティクス社
http://www.colorkinetics.co.jp/

どちらも世界中のイベントなどで使用されていますが競合相手で
ありながら照明と映像という異なった業界に属するために同じイベント
の中で共存していたりもします。

クライアントにしてみればbarcoは映像用のモニターであり、
カラーキネティクスはイルミネーションまたは照明器具という
明確な住み分けがされていたりもするからです。

ですが違う業界から派生した2種類のLEDは独自の発展をしながらも
近づきつつもあります。

カラーキネティクス社がある程度の映像表現が可能な「color tile」
という商品を開発したかと思えば、barco社が光のラインを演出する
「mistrip」という商品を開発するなど近年LEDを扱う業者間の差
はさらに無くなりつつあるように見えます。

ですが私のようにLEDに映像または光を作る側の人間にしてみれば
そこには「入力信号」と「ソフトウェア」という2つの大きな違いが存在
しているのです。


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