2007年5月12日土曜日

音と映像と光 その5

「その4」でも述べたように照明卓の成熟されたリアルプレゼンテーション能力
に対して映像用コンソールのそれは未だ発展途上であるか、
あるいは将来的にも持ち得ないかも知れない。

ですが映像卓には「素材を取り込める」という圧倒的強みがあります。
映像卓なのですから、あたりまえの事ですね…。

しかしLEDを照明卓でコントロールしている人間にとってはその「あたりまえ」
のことができないのですから、「圧倒的」というのも大げさではありません。

照明卓は基本的にLEDのFixtureNoという番号にアクセスすることで
制御します。
FixtureNoとはLED自身が保持しているの番号ことで100個あれば
それぞれが1から100までの番号を持っている、みたいなことです。

その番号に直接「何色で何秒点灯」みたいなことの積み重ねで
映像(らしきもの?)を表現するわけです。これはパソコンの
お絵かきに例えたら、人間が書いた絵をパソコンがせっせとモニター
に1ドットずつ描画している作業と似たようなものです。

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