AfterEffects エクスプレッション講座 その2(位置にエクスプレッション)
位置にエクスプレッションを適用する
さてafter effectsエクスプレッション講座、まずは位置に
エクスプレッションを適用します。
適当なコンポにレイヤーを作ったら、トランスフォーム→位置を表示します。
Altキーを押しながら位置のストップウォッチをクリックします。
位置の隣に「=」が表示され、数値が赤い表示に変わります。タイムラインを
見ると「position」と書いてあるはずです。
この状態はすでにエクスプレッションが有効になっています。
「=」をクリックしてみてください。「=」の上に/ついて数値が青に戻ります。
この状態はエクスプレッションが無効になっているのでキーフレームを
打つことができます。
「=」をクリックすることでいつでも「無効」「有効」の切り替えができます。
とりあえず、エクスプレッションを有効にしたら、タイムラインの「position」と
書かれた部分をクリックします。テキストを入力できるようになっているので、
[10,10]
と入力してみてください。
レイヤーが移動し、位置の数値も10.0 10.0となっています。
これは[]の中の左の数値がXの値を右がYの値を表していることを
意味します。Xの数値とYの数値の間は , (カンマ)で区別し
必ず[]の中に記述します。この「ルール」はスクリプトの「文法」と
呼ばれるもので意味がありますがそれについては後述します。
とりあえず先に進みましょう。今度は…
[20+10,10]
と入力してみてください。
レイヤーが移動し、今度は位置の数値が30.0 10.0となります。
左の20+10=30という結果がXの値に反映されました。
さらに…
[20*2,10]
と入力してみてください。今度は位置の数値が40.0 10.0となります。
「*」は「×」のスクリプト表記です。「20×2=40」の結果がXの値に反映
されたのです。簡単な演算のスクリプト表記は…
といった感じです。まずは色々試してコツを掴んで見てください。
記号 スクリプト
加算 + +
減算 - -
乗算 × *
除算 ÷ /
剰余 余り %
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