2007年6月17日日曜日

aftereffects エクスプレッション講座 その9(複数のレイヤーをズラす)

複数のレイヤーをvalue_at_time(time)でディレイさせる。

複数のレイヤーをディレイ(時間を遅れさせること)させる場合、
「レイヤー番号」を使うと便利です。エクスプレッションでは
レイヤー自身の「レイヤー番号」は
 index
で取得することができます。

前回までのプロジェクトファイルの用いると
 this_comp.layer("平面2").opacity.value_at_time(time-1)
では参照するレイヤーに「レイヤーの名前」を使っていましたが、

例えば
 
 this_comp.layer(index-1).opacity.value_at_time(time-1)

のように("平面2")の部分を(index-1)に変えます。
this_comp.layerの( )の中は「レイヤー番号」にも対応しています。
直接(1)などの数字を入れても機能することができるので、ここに
(index-1)と入れることで
 (自分自身のレイヤー番号-1)=(一つ上のレイヤー番号)
を参照できるようになります。
さらに「平面1」をctl+Dで複製し、「平面1」の下に移動します。

すると、「平面1のコピー」は「平面1」に対して1秒遅れて
透明度が変化します。同様の手順で必要な数だけ「平面1」を
複製することで複数のレイヤーをディレイさせることができます。

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